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マイナス水素くん 



 第8回 維持透析患者のための補完・代替療法研究会九州支部



透析中のシャント肢痛に対する水素シートの有用性



医療法人衆和会 桜町クリニック、水素と医療研究会 
小坂直子、吉田こずえ、吉田初音、白井美千代、
山中真樹子、舩越 哲、森 吉臣



【背景】
血液透析中のシャント関連痛はしばしば治療困難であり、対応法に苦慮する。
鎮痛剤投与では、血圧低下・上部消化管障害を来たすリスクがあり、
患者のQOLを確保しながら除痛効果を発揮する方法は難しい。

【目的】
対応困難な血管痛を有する患者に対し、
高濃度水素含有シートを用い、その有用性と安全性を検討する。

【対象】
透析中の血管痛が週に2回以上あり、これまで鎮痛剤や温罨法を治療中であり、
痛みが半年以上継続している外来透析患者6名。

【方法】
院内倫理委員会の承認を得、上記患者に同意を得た後、透析開始後に水素含有シート
(『爽やか水素シート』、サンテック、東京、以下「水素シート」)をシャント肢の有痛部に貼付し、透析終了前1時間(通常シャント肢痛が多く発現する時間帯)で、
VASスケールにより透析中のシャント肢痛を評価した。
同治療は連続3回施行した。また、「水素シート」による治療後に聞き取り法で
患者にアンケートを実施し、QOLの向上に寄与しているかを検討した。

【結果】
「水素シート」貼付により、透析中のシャント肢痛は全症例で除痛効果が得られ、
平均VASスケールにて8.2±2.2から3.4±3.2と劇的に軽減(p<0.05)、
効果は透析終了まで持続した。アンケート調査では、「水素シート」治療により、
「透析中のシャント肢痛が憂鬱でなくなった」、などの感想が聞かれた。
また、6例中5例で透析中の鎮痛剤が不要となった。皮膚症状などの副作用は認めなかったが、
「シートの匂いが気になる」との意見が聞かれた。

【考案】
「水素シート」治療は透析中のシャント肢痛に対して有効である可能性がある。
また、患者の透析治療に対するストレス軽減により、QOL向上に寄与できることが示唆された。


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